【ゆるかわ写真本的♪出版うらばなし】 Vol.11 こだわり
2010年01月22日
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第二章(写真雑貨)を執筆している間、
第三章(カメラの基礎知識)の執筆はライターさんにお願いすることになりました。
というのも、カメラの基礎知識という一般的な内容であったことと、執筆期間が短かったことから、
ライターさんに代筆をお願いするべきだと判断したからでした。
しかし、指示を出さなければライターさんもどう書いてよいか迷うことになるので、
書いて欲しい項目をあげ、
・ワタシのブログに書いてある内容を参考に執筆していただくこと
・内容に沿った作例写真はカメラ女子に好まれる作風であること
というような条件でお願いしたのです。
初心者さんでも分かりやすい本というコンセプトであるため、
特に一番目の条件は外せませんでした。
そして、ライターさんからあがってきた原稿を確認させていただいたのですが・・・
自分で書いたものではないため、文章内容やスタイル、作例写真など、
本当に微妙なのですが、ワタシの感性とは違うものに違和感を感じました。
決して内容に問題があるわけではありませんでした。
おそらく、ワタシのように変なところにこだわりがなければ、OKを出していたでしょう。
でも、どうしても気になってしまったのです。
そこで、編集の高作さんにムリを承知で、
「作例だけでも、自分で撮影したものに変えさせていただけませんか?」
とお願いしたのですが、やはり一度ライターさんにお願いしてしまった以上、
礼儀的にも時間的にもそれは難しいと言われてしまいました。
それはそうです・・・。
高作さんとしても、そんなことになれば今後仕事をお願いしづらくなるかもしれません。
その日の晩は気持ちをぐっとこらえて、やり過ごそうとしました。
ですが・・・ベッドの中で、
「確かに、ライターさんにお願いしたのはワタシだし、指示の仕方が悪かった。
だけど、この本は一体誰のために書いているのか?
この本を必要としている方のために書いているはずなのに、
納得のいかない内容にするわけにはいかない。
やっぱり、内容を変えさせてもらおう。」
そう決意したのです。
ただし、相手を納得させるだけの材料を用意しなければならないと考えたワタシは、
完全ではないものの、第三章の原稿と作例写真を何日かで整え、
「高作さん、一生のお願いです!第三章をワタシに書かせてください!!
原稿と作例も揃えました!重々無理な話だとわかっていますが、
そこをどうかお願いします!!」
と直談判したのです。
電話の向こうの高作さんは、本当に困った様子でしたが、
最終的に著者の意向を優先してくださったのでした。
結果、作例は全てワタシが撮影したものに差し替えることになり、
原稿については、ライターさんの書いてくださった文章を生かしつつ、
ワタシなりに修正を加えていくことになりました。
ライターさんにも高作さんにも、本当に申し訳ないことをした・・・と反省しつつ、
そのぶん、良い本に仕上げていこうと気持ちを新たにしたのでした。
…というわけで、今回はここまで。
続きをお楽しみに♪
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・内容に沿った作例写真はカメラ女子に好まれる作風であること
というような条件でお願いしたのです。
初心者さんでも分かりやすい本というコンセプトであるため、
特に一番目の条件は外せませんでした。
そして、ライターさんからあがってきた原稿を確認させていただいたのですが・・・
自分で書いたものではないため、文章内容やスタイル、作例写真など、
本当に微妙なのですが、ワタシの感性とは違うものに違和感を感じました。
決して内容に問題があるわけではありませんでした。
おそらく、ワタシのように変なところにこだわりがなければ、OKを出していたでしょう。
でも、どうしても気になってしまったのです。
そこで、編集の高作さんにムリを承知で、
「作例だけでも、自分で撮影したものに変えさせていただけませんか?」
とお願いしたのですが、やはり一度ライターさんにお願いしてしまった以上、
礼儀的にも時間的にもそれは難しいと言われてしまいました。
それはそうです・・・。
高作さんとしても、そんなことになれば今後仕事をお願いしづらくなるかもしれません。
その日の晩は気持ちをぐっとこらえて、やり過ごそうとしました。
ですが・・・ベッドの中で、
「確かに、ライターさんにお願いしたのはワタシだし、指示の仕方が悪かった。
だけど、この本は一体誰のために書いているのか?
この本を必要としている方のために書いているはずなのに、
納得のいかない内容にするわけにはいかない。
やっぱり、内容を変えさせてもらおう。」
そう決意したのです。
ただし、相手を納得させるだけの材料を用意しなければならないと考えたワタシは、
完全ではないものの、第三章の原稿と作例写真を何日かで整え、
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