週末考えた、写真あれこれ。:カメラ女子「きょん♪」の簡単ステキ写真術

カメラ女子「きょん♪」の簡単ステキ写真術

週末考えた、写真あれこれ。

2010年12月13日 Comment(10) Trackback(0)


週末は写真についての多くの気づきをもらえる出来事がたくさんありました。

ブルータス×キヤノン 「篠山紀信と3人の女性写真家たち。再・近未来写真術トークショー」
東急セミナーBEでのワタシが受け持たせて頂いている写真講座
写真仲間から紹介して頂き参加したカフェ写真講座

などなど。

色々悩んでいたことがあって、ほんの少し弱気だった最近でしたが、
写真に対する姿勢や気持ち、今後の夢など、様々なことが
この週末で整理でき、また一歩前へ踏み出せる気がしています。


ブルータス×キヤノン 「篠山紀信と3人の女性写真家たち。再・近未来写真術トークショー」は、
篠山紀信さんと、女性写真家さん…梅佳代さん、川内倫子さん、長島有里枝さんとが
繰り広げるトークショーだったのですが、正直それほど期待していなかったのです。
(期待していない=つまらないという意味ではなく…予測している以上の情報が得られるかという意味で)

ですが、篠山紀信さんの大御所ならではのユーモア溢れるトーク、
梅佳代さんのおちゃめな受け答え、川内倫子さんの理路整然とした分かりやすい写真観、
長島有里枝さんの飾らない素の思いなどから、写真に対する多くの気づきを得ることができ、
あらゆる迷いを払拭できた、とても良いトークショーでした。

特に印象に残ったのは、作品作りでのお話。

最近のワタシの被写体と言えば娘が多いのですが、
娘が撮られることを拒否するようになったらその後、何をとれば良いのだろう…と。
日常シーンのなかで瞬間的に撮りたいと思う被写体に出会うことはあるけれど、
それはあまりにも断片的で、作品の集合体とならないと思っていたのです。

だけど、撮りたいと思うからにはそこに理由があるからであって、
その理由を見つけ出せば、それまで断片的だった作品たちがひとつの作品集として
まとまっていく…ということに気づくことができたのですよね。

しかも、作家さんたちはひとつの作品集を作るのに年単位で時間をかけている。

ワタシなんか、まだこのブログを始めて2年半しか経っていないのに、
腕もまだまだ未熟なのに、何を撮ったらいいんだろう…と悩むのはおかしな話だ
ということに気付いて、気持ちがとてもラクになったのを覚えています。

そして、とにかく皆さん写真が好きだから撮り続けていられる。
感じたままにシャッターを押している。

最近、写真を撮るときに難しく考えすぎな自分がいたけれど、
もっと自由に写真を撮っていこう!と思います。



次は、東急セミナーBEたまプラーザさんで写真講座でのお話。

写真講師というお仕事を始めたばかりの頃は勢いでこなしていましたが、
今ではだいぶ慣れてきて、まわりを見渡す余裕がでてきました。
しかし、そうなると講座をもっともっと良くしたい…と考えるようになります。

とにかく、お金を払って来ていただいているからには
何かを掴んで欲しいし、楽しんで帰って欲しい。

そんな思いで試行錯誤しながら講座準備し、当日にのぞんだのですが、
頑張った甲斐あって皆さまに喜んで頂けたようです^^
帰り際に笑顔で「今日は楽しかったです!」と声を掛けられて本当に嬉しかった!

ワタシはいつかアトリエを持ち、ステキな内装を施し、そこで活動したいという夢があります。
個人で主宰する小さなワークショップは、いかに生徒さんに喜んでもらうかが
運営存続のカギとなるので、この日の皆さんの笑顔はいつかの夢につながると確信しました。



最後に、写真仲間から紹介して頂き参加したカフェ写真講座でのお話。

ライティングを使用した雑貨撮影について知識を得たいと思っていたところ、
友人がステキな講座を紹介してくれたので参加してきました。

当日の講師となったは、北川鉄雄さん保坂さほさん
お二方ともとても素晴らしいフォトグラファーなのに、とても気さくでステキなのです。
おかげさまで、萎縮することなく楽しく学ぶことができました♪

さほさんもワタシも、まったく面識がないと思っていたら
実はミクシィの写真コミュでお互いの存在を知っていたという事実が発覚!
さほさんの写真を見て「とてもステキな写真を撮る方だなぁ…」と思っていたのですが、
さほさんもワタシの写真を覚えていてくださったらしく、お互い

「会いたかったんですー!!!」 …と(笑)

さほさんは本格的に写真を学んでいないと仰っていながら、
雑誌に作品を掲載されたり、自分のスタジオまで持ってしまったという経歴の持ち主さん。

ワタシも写真について大学や専門学校、アシスタント経験とかないけれど、
そうした経験がなくても、実力と人徳があれば仕事として成立させられるのだ…と、
勇気を与えてもらえたのでした。

そんなさほさんの姿を見て、
「やっぱりアトリエを持ちたい!!!」
改めて夢を現実にしたいという気持ちを強く持ったのでした。


なんだか、漠然としていた点と点がつながっていく感じ。
いつか、点が線となり、夢へとつないでいけたらいいなぁ…。


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コメント

ブルータス、買いました!
それぞれの写真家たちとの対談、とても興味深くおもしろかったです。
きょんさん、そんなかたたちのトークショーに参加できたなんて羨まし過ぎます!!

でも、、
「正直それほど期待していなかった」
とは、どういう点でしょうか??

◆Aさん
ブルータス、とても面白かったですよね!
写真家さんの考えていらっしゃることが垣間見えたような気がしました。

期待していなかった…ということについては
自分の求めている以上の情報がトークショーのなかで聞くことができるか…ということになりますでしょうか。
そして、その情報がワタシにとっても当てはめられるものなのか…。
ちょっと自分でも感覚としてうまくまとめられないのですが…。

決して、つまらないのではないか…という意味ではございません。
うまく言葉をまとめられなくてごめんなさい。

はじめまして。一眼レフ歴2か月で勉強しているなか、たまたま見つけたきょんさんサイト。とても楽しく拝見させていただいてます。わたしは男子3兄弟の母で、日々成長していく姿を残したいと思い一眼レフを始めました。が、こんなに写真っておもしろくて、ロマンがあるということを最近知って、カメラにハマっている私にじぶんでもびっくりです。まだ買ったばかりなのにネットではとっても評判の悪いα380を片手にいろいろ勉強させてもらいます。サイト運営大変だと思いますが、頑張ってください!

きょん♪さん こんにちは。

「撮る」ことについてちょうど考えていた時に、きょん♪さんの記事をひらきました。
トークショーに行かれたんですね。
羨ましいです。きっと書かれていること以上にたくさん刺激を受けてこられたんだろうなって思います。
私もきょん♪さんからたくさん刺激と夢とパワーをいただいてます☆
これからも頑張って夢を実現させてくださいね。
記事を読んで、少し元気になりました^^

きょん♪さん、こんばんは〜☆

>最近、写真を撮るときに難しく考えすぎな自分がいたけれど、
もっと自由に写真を撮っていこう!と思います。

私も最近、ちょっとそんな風に思っていました。
カメラ教室に行ってから構え過ぎて、かえって写せなくなったかも。。。なんて・・・
まだまだ私は初心者で、そこまでの域には達していないのに(笑)


>撮りたいと思うからにはそこに理由があるからであって、
その理由を見つけ出せば、それまで断片的だった作品たちがひとつの作品集としてまとまっていく…ということに気づくことができたのですよね。

なるほどな〜デス!
せっかく出会えたカメラ。いつまでも大切に撮り続けたいですもの。

素敵な、お話しの数々をいつもありがとうございますm(__)m


きょん♪さん、こんばんは。
毎回、とても勉強させてもらっています。

私は写真を本格的に撮り始めて2年弱ですが、はじめは楽しくてしょうがありませんでした。
でも、だんだんもっとうまくなりたいと思う気持ちがどんどん進んでいって
こんなんが撮りたいんじゃないのにな〜と自分の写真に不満を感じたり。

でも、きょん♪さんの思いを読んで、そうだな、楽しんで写真を撮らないとね♪と
思えました。

私も、トークショー聞いてみたかったです。
いつか、写真教室にも通って共通の友人も作りたいと思います。

◆にくさん
はじめまして!
コメントありがとうございます!

写真ってはまればはまるほど、
本当に奥が深いものだな…っておもいます。
ワタシの場合、その奥深さにロマンを感じるというか…。

カメラは評判ではなく、使う人次第だと思います。
にくさんのように写真を楽しんでいらっしゃる方なら
カメラも絶対その思いに応えてくれるはずです^^


◆じゅりさん
ここでは一部も一部しか書いておりませんが、
本当にたくさんの気づきを得ることができました。
やはり、こうしたイベントには積極的に足を運ぶべきだと
痛感した次第です。

これからも、ステキな気づきがもらえたら記事にしますので、
よろしければ刺激を感じて頂ければと思います^^
一緒に写真を楽しんでいきましょうネ!


◆mamaさん
色々な情報を手に入れると、
本当に大事なことが見えなくなるのですが、
そういった思いは写真にも現れますよね。

最終的に、自分の気持ちに素直になって、
直感を働かせながら、情報を活かしていかなければならないな…と
改めて思いました。

mamaさんも、一緒に写真を楽しんでいきましょうネ。


◆pipinさん
自分の写真に不満を感じるということは、
pipinさんの目が肥えてきた…ということだと思います。

それは決して悲観することではありませんし、
むしろ次へのステップにつながるステキなことだと思います。

あとは、自分の中の理想とするイメージを
どのように具現していくか…ということですよね。
それには、たくさんのステキな写真を見ることが重要なのではないかと思います。

pipinさんも、ワタシや皆さんと一緒に写真を楽しんでいきましょうね!

はじめまして。ぺ と申します。
写真面白いですけど、深みにはまると楽しみが苦悩の世界に変わってしまいます。
僕は、たいした写真は撮ってないのですが、いつも自分は天才だ とか 巨匠だとか思いもって楽しんでます。フォトストックで店を出したり、コンテストも発表したりしているのですが、サラリーマンなので仕事に時間を取られて、気がつけば1ヶ月ぐらい何もしていないこともざらです。気長にやっていくつもりです。これからも記事を楽しみにしてます。

きょん♪さん、こんばんわ。
週末またいろいろと吸収されてきたんですね〜。
きょん♪さんの、アトリエの夢がかなうのが、アタシも楽しみです。
そのときは新幹線に乗ってワークショップにいきます〜〜(笑)

◆ペさん
はじめまして!
コメントありがとうございます♪

>いつも自分は天才だ とか 巨匠だとか思いもって楽しんでます。

その気持ち、とても大事ですよね!
気持ちの持ち方ひとつで写真の仕上がりも全然違いますから^^
そういう意味でも写真って本当に面白いな…って思います。

お互い、気長に写真を楽しんでいきましょうネ♪


◆unaさん
そうなんです〜。
やはり、自分の世界だけに閉じこもっていてはダメですね。
もっと積極的に外に出ようと思いました♪

アトリエ…もしも万が一にも夢がかなったら、
ぜひぜひ遊びにいらしてください^^
そのときがくるよう、ワタシも頑張ります!!

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