ゆるかわ写真展『 トキメキ 』 でいろいろ思ったこと。
2013年08月19日
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お盆休みが終わり、
久々のゆったりした休暇期間が終わりました。
猛暑で家でぐったりしていたかと思えば、
早朝、自転車に乗って湘南の海まで走りに行ったり。
娘といっしょに原宿デートしたり、
家でふわふわパンケーキを焼いたり。
最終日の昨日は、張り切り過ぎたせいか
夕方になって突然体調悪くなっちゃったけど、
一晩寝たら、もう大丈夫で自分でもびっくり(笑)
そんな夏休みを過ごしました。
みなさんはどんな夏休みを過ごしましたか?
さてさて…ゆったりしていたら、
前回の投稿からだいぶ時間が開いてしまいましたね(;´∀`)
もう、前回の記事の内容を忘れてしまったかもしれませんが、
きょうは展示写真について思ったことを書いてみたいと思います。
…
といいつつ、
だいぶ前にこの記事は書いていたのですが、
うまくまとめられなくて、何度も書き直し。
自分の心を整理して文章にするって、本当に難しいですね。
書きたいことはたくさんあるのだけど、
書けば書くほどぐちゃぐちゃになっちゃって…。
うーん。とにかく心の思うままに書いてみようかな。
ちょっと読みにくい文章になると思いますが、
よろしければお付き合いくださいませ。
今回の展示は、本当にドキドキで、
個展というプレッシャーに押しつぶされそうでした。
自分の力量がここですべて見える。
昔から人に評価されるのが苦手な性格で、
一人で自己満足している方が好きな割に、
でもやっぱり褒めては貰いたくて。
だけど、逆に批判されるのは怖い。
だから、個展には踏み切れない自分がいました。
でも、端くれながらも写真家として活動しているのだから、
やはり写真の発表の場は必要だし、
評価してもらうことで成長できるのだし、
だから、やっぱり個展はやろう…そう思っていたんですよね。
思ってはいたけれど、じゃぁ何を見せる?
5年間ゆるかわを撮り続けてきて、
少しずつ自分の撮りたいものがわかってきて、
どういう撮り方をすると気持ちを表現できるのかもわかってきて、
なんとなく「そろそろお見せしても良いタイミングかな」と思っていましたが、
もう少し、気持ちを整理する必要があると感じていました。
そこで書いたのが、展示の挨拶文。
=====
ワタシはここ何年も「ゆるかわ写真」を撮り続け、
心の赴くままに感じたままにシャッターを切ってきました。
被写体もゆるくて可愛ければ、出来上がりの色味も淡くてゆるい。
そんな写真をずっと撮ってきました。
ですが、撮り続けるうちに
「なぜその被写体・瞬間に惹かれるのか?」
「なぜその色味の作風に仕上げたいのか?」
という問いが、頭のなかに浮かぶようになります。
ちょうどトキを同じくして、
とあるワークショップで 自分の好きなもの・ことを見つめなおす…
という講義を受けました。
結果、ワタシの深層心理を掴むキーワードとなったのが
「現実逃避」 だったわけですが、
この作業のおかげで、自分の撮りたいものが明確になったと同時に
大きなターニングポイントになったと感じています。
その後、基本的にワタシの撮影スタンスは
日常のなかの非日常を撮ることになるわけですが、
非日常や現実逃避といっても色々な「要素」があり、
心惹かれる被写体も様々でした。
そうは言っても展示ですから、
心惹かれた写真をただ並べるわけにはいきません。
では、その「要素」とは何だろう…?
今一度、自分の撮影した写真を見つめなおす作業をしてみました。
すると…、 こどものころ「ときめいた」であろうモノ・コト・トキ。
これらをオトナになってからも追い続けているのでは…?
そんな気がしてきたのです。
=====
これまで撮りためてきた写真を見直すことは、
自分の見つめなおす作業と同じ。
見つめなおした結果、いろいろな自分がいたのだけれど、
今回は『こどものころ「ときめいた」であろうモノ・コト・トキ』に惹かれる自分を
前面に打ち出そうと決めました。
今の心境にしっくりきたのも理由のひとつ。
展示のテーマ、展示の写真を決めてからも何度も
「本当にこれでいいのか…」 と自問自答しましたが、
結果的には良かったのではないかと思っています。
展示ではいろいろな方の生の反応を拝見できます。
普段からワタシの写真をご覧になってくださっている方の反応。
たまたま通りかかり、ゆるかわ写真を初めて見たという方の反応。
「ゆるかわって何?明るくてボケ気味な写真のこと?
この写真の魅力がよく分からない…。」
この反応が一番怖かった。
だから、展示をやることには消極的だったんだと思います。
だけど…。
そうした反応を示した方が足を進めていくうちに、
少しずつ写真を見るときの目つきが変わっていったり、
一緒に展示していたブックを読み込んでくださったり、
見るたびに印象が変わると感想を残してくださったり、
興味深い姿勢に変わっていく…。
そうした反応を見られたことがきっかけで、
5年間悩んで決めてきた方向性は間違っていないと確信できた。
5年間、本当にたくさん悩んできたけれど、
その時々で、色々な方に
「その作風でいいんだよ。大丈夫だよ。」
とアドバイスを頂きながら前に進んできて、
怖いながらも展示にチャレンジして。
結果的にこの方向性で進んでいいんだよ、ということを
皆さまの生の反応から窺い知ることが出来て、
やっぱり展示して良かった…と思っています。
展示するって本当に大事だし、良いね!
でも。
展示は無事に終わったけれど、満足はしていません。
展示がきっかけで次の目標が出来たし、次に向かって歩き出したいと
うずうずしている自分がいます。
次の目標…それは、「写真集の出版」。
本当に畏れ多いけど、達成できるかも叶うかもわからないけれど、
目標があると、それだけでがんばろっ!っていう気になれるから。
でも、無理し過ぎて、背伸びし過ぎて
自分や家庭を見失わないようにしたいし、
今までどおり、生活のなかに写真があって、
等身大で写真を楽しむことは忘れたくない。
無理せず自然に写真を楽しんだ結果、
その写真を見て喜んでくれる人がいたら嬉しいし、
さらにその写真がきっかけで、生活に潤いが生まれたらもっと嬉しい。
その姿勢はずっと変えたくない。
目標は高く、腰は低く、
そんな感じでこれからもやっていこうと思います。
あ、最後に。
今回展示に来られなかった方や、もう一度ご覧になりたいという方に、
トキメキ展で展示したフォトブックをWEB閲覧できるようにいたしました。
(アスカネットさん、ご対応頂きありがとうございました!)
展示した写真15点に加え、フォトブックでは点数を増やして構成しています。
よろしければ、ぜひご覧くださいませ♪

ゆるかわ写真集 「 ト キ メ キ 」
( 作成 : MyBook )
ふぅ…。
まとまりがなくて、ちょっと恥ずかしい文章になっちゃいましたが、
最後までお読み頂きましたみなさま、ありがとうございました(*^^*)
さ、目標に向かってがんばるぞ〜っ!
といいつつ、
だいぶ前にこの記事は書いていたのですが、
うまくまとめられなくて、何度も書き直し。
自分の心を整理して文章にするって、本当に難しいですね。
書きたいことはたくさんあるのだけど、
書けば書くほどぐちゃぐちゃになっちゃって…。
うーん。とにかく心の思うままに書いてみようかな。
ちょっと読みにくい文章になると思いますが、
よろしければお付き合いくださいませ。
今回の展示は、本当にドキドキで、
個展というプレッシャーに押しつぶされそうでした。
自分の力量がここですべて見える。
昔から人に評価されるのが苦手な性格で、
一人で自己満足している方が好きな割に、
でもやっぱり褒めては貰いたくて。
だけど、逆に批判されるのは怖い。
だから、個展には踏み切れない自分がいました。
でも、端くれながらも写真家として活動しているのだから、
やはり写真の発表の場は必要だし、
評価してもらうことで成長できるのだし、
だから、やっぱり個展はやろう…そう思っていたんですよね。
思ってはいたけれど、じゃぁ何を見せる?
5年間ゆるかわを撮り続けてきて、
少しずつ自分の撮りたいものがわかってきて、
どういう撮り方をすると気持ちを表現できるのかもわかってきて、
なんとなく「そろそろお見せしても良いタイミングかな」と思っていましたが、
もう少し、気持ちを整理する必要があると感じていました。
そこで書いたのが、展示の挨拶文。
=====
ワタシはここ何年も「ゆるかわ写真」を撮り続け、
心の赴くままに感じたままにシャッターを切ってきました。
被写体もゆるくて可愛ければ、出来上がりの色味も淡くてゆるい。
そんな写真をずっと撮ってきました。
ですが、撮り続けるうちに
「なぜその被写体・瞬間に惹かれるのか?」
「なぜその色味の作風に仕上げたいのか?」
という問いが、頭のなかに浮かぶようになります。
ちょうどトキを同じくして、
とあるワークショップで 自分の好きなもの・ことを見つめなおす…
という講義を受けました。
結果、ワタシの深層心理を掴むキーワードとなったのが
「現実逃避」 だったわけですが、
この作業のおかげで、自分の撮りたいものが明確になったと同時に
大きなターニングポイントになったと感じています。
その後、基本的にワタシの撮影スタンスは
日常のなかの非日常を撮ることになるわけですが、
非日常や現実逃避といっても色々な「要素」があり、
心惹かれる被写体も様々でした。
そうは言っても展示ですから、
心惹かれた写真をただ並べるわけにはいきません。
では、その「要素」とは何だろう…?
今一度、自分の撮影した写真を見つめなおす作業をしてみました。
すると…、 こどものころ「ときめいた」であろうモノ・コト・トキ。
これらをオトナになってからも追い続けているのでは…?
そんな気がしてきたのです。
=====
これまで撮りためてきた写真を見直すことは、
自分の見つめなおす作業と同じ。
見つめなおした結果、いろいろな自分がいたのだけれど、
今回は『こどものころ「ときめいた」であろうモノ・コト・トキ』に惹かれる自分を
前面に打ち出そうと決めました。
今の心境にしっくりきたのも理由のひとつ。
展示のテーマ、展示の写真を決めてからも何度も
「本当にこれでいいのか…」 と自問自答しましたが、
結果的には良かったのではないかと思っています。
展示ではいろいろな方の生の反応を拝見できます。
普段からワタシの写真をご覧になってくださっている方の反応。
たまたま通りかかり、ゆるかわ写真を初めて見たという方の反応。
「ゆるかわって何?明るくてボケ気味な写真のこと?
この写真の魅力がよく分からない…。」
この反応が一番怖かった。
だから、展示をやることには消極的だったんだと思います。
だけど…。
そうした反応を示した方が足を進めていくうちに、
少しずつ写真を見るときの目つきが変わっていったり、
一緒に展示していたブックを読み込んでくださったり、
見るたびに印象が変わると感想を残してくださったり、
興味深い姿勢に変わっていく…。
そうした反応を見られたことがきっかけで、
5年間悩んで決めてきた方向性は間違っていないと確信できた。
5年間、本当にたくさん悩んできたけれど、
その時々で、色々な方に
「その作風でいいんだよ。大丈夫だよ。」
とアドバイスを頂きながら前に進んできて、
怖いながらも展示にチャレンジして。
結果的にこの方向性で進んでいいんだよ、ということを
皆さまの生の反応から窺い知ることが出来て、
やっぱり展示して良かった…と思っています。
展示するって本当に大事だし、良いね!
でも。
展示は無事に終わったけれど、満足はしていません。
展示がきっかけで次の目標が出来たし、次に向かって歩き出したいと
うずうずしている自分がいます。
次の目標…それは、「写真集の出版」。
本当に畏れ多いけど、達成できるかも叶うかもわからないけれど、
目標があると、それだけでがんばろっ!っていう気になれるから。
でも、無理し過ぎて、背伸びし過ぎて
自分や家庭を見失わないようにしたいし、
今までどおり、生活のなかに写真があって、
等身大で写真を楽しむことは忘れたくない。
無理せず自然に写真を楽しんだ結果、
その写真を見て喜んでくれる人がいたら嬉しいし、
さらにその写真がきっかけで、生活に潤いが生まれたらもっと嬉しい。
その姿勢はずっと変えたくない。
目標は高く、腰は低く、
そんな感じでこれからもやっていこうと思います。
あ、最後に。
今回展示に来られなかった方や、もう一度ご覧になりたいという方に、
トキメキ展で展示したフォトブックをWEB閲覧できるようにいたしました。
(アスカネットさん、ご対応頂きありがとうございました!)
展示した写真15点に加え、フォトブックでは点数を増やして構成しています。
よろしければ、ぜひご覧くださいませ♪

ゆるかわ写真集 「 ト キ メ キ 」
( 作成 : MyBook )
ふぅ…。
まとまりがなくて、ちょっと恥ずかしい文章になっちゃいましたが、
最後までお読み頂きましたみなさま、ありがとうございました(*^^*)
さ、目標に向かってがんばるぞ〜っ!
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