明るいレンズってなに?
よくレンズの話で出てくるのが「明るいレンズ」という言葉。
レンズが明るいってどういう意味なのか、良くわからないという方もいらっしゃいますよね?
「明るいレンズ」・・・というのは、実はそのままの意味で、
レンズの中に入ってくる光の量が多いレンズ=明るいレンズ
ということなんです。
「でも、どのレンズでも入ってくる光の量は同じなんじゃないの?」
いえいえ、それが違うんですよ。
だからこそ「明るいレンズ」という言葉があるのです。
それはどういうことかというと・・・
カメラ用語集で「絞り」についてお話した内容を覚えていますか?
絞りは、分かりやすく言うと人間の目の「瞳孔」にあたります。
レンズの中には何枚もの羽根があり、羽根を絞ることによって光の入ってくる量を調節しています。
この絞り具合をあらわす数値が「F値」といわれています。
レンズの枠などに書かれている「F3.5-5.6」などの数値がそれですね。
F値が小さいほど絞りが開いており、F値が大きいほど絞りが閉じていることになります。
と説明しましたね?
この絞りが大きく開くレンズ・・・つまり、開放F値が小さいレンズほど明るいレンズと呼ばれるのです。
では、F値が「F3.5-5.6」というレンズと、「F2.8-4.5」というレンズ、どちらのレンズが明るいか分かりますか?・・・そう、「F2.8-4.5」のほうですよね?
それでは、F値が「F2.8-4.5」というレンズと、「F2.8」というレンズならどうでしょう?
答えは「F2.8」のレンズのほうが明るいということになります。
なぜなら・・・その説明については「開放F値」の記事でお話しで説明したいとおもいます。
ちなみに、明るいレンズのメリットは、
・シャッタースピードが稼げるので、室内や暗い場所での撮影に強い。
・背景のボケを強く出せる。
ということ。
「お部屋の中で雑貨や料理をふんわり可愛く撮りたい!」
「背景をぼかした写真を撮りたい!」
というカメラ女子にはうってつけのレンズというわけです。
最後に・・・、
開放F値がどのくらいだと「明るいレンズ」と呼ばれるのかというと、
一般的には「F2.8以下」と言われています。
明るいレンズが欲しいという方は、F2.8以下の単焦点(ズームしない)レンズを探してみると良いですよ♪
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コメント
ごめんなさい・此処はカメラ女子だったのですね(^_^;)・・
明るいレンズと言えば・50M・F1・4など宜しいかも笑・長さで言えば80M位だし
f1.4♪・明るいですよ(^o^)・中古安いし(^o^)・但し単焦点レンズだけど(^_^;)
・・たかお。。
Posted by たかお at 2011年09月17日 03:27
◆たかおさん
いえいえ、男子も歓迎です^^
50mmF1.4も良いですよね!
ワタシ的に、もう少し最短撮影距離が短ければ文句無しなのですが(;´▽`A``
Posted by きょん@カメラ女子 at 2011年10月04日 11:18