PHaT PHOTO写真教室第8回 「フィルターマジックとカラースター」 :カメラ女子「きょん♪」の簡単ステキ写真術

カメラ女子「きょん♪」の簡単ステキ写真術

PHaT PHOTO写真教室第8回 「フィルターマジックとカラースター」

2009年03月19日 Comment(2) Trackback(0)


PHaT PHOTO写真教室、第8回の授業内容は、
フィルターマジックとカラースター」についてでした。

さてさて、フィルターマジック?カラースター?と首をひねってしまいそうな
訳のわからない言葉がでてきましたが、早い話

色を操るにはどうするべきか?

といった感じの講義です。

まず、写真の色を補正するにはいくつか方法があります。

デジタルカメラなら「ホワイトバランス」。
フィルムカメラなら「フィルム」。
どちらにも使える「レンズフィルター」。

などがありすが、今回は「フィルター」について習いました。
フィルターの役割は色補正、色強調、減光、特殊効果などですが、

色補正系フィルター ・・・ カラーバランスを修正し、より正確な色を再現する。
                  LBフィルターやCCフィルターなど。
色強調系フィルター ・・・ 偏光効果により彩度をあげたり、一定の色のみ強調する。
                  PLやエンハンサーなど。
減光フィルター    ・・・ 色のバランスを変えずに、レンズに入る光を減らす。
                  NDフィルターなど。
特殊効果フィルター ・・・ ソフト効果や光源をクロスに変化させるなど、画像に特殊な効果を付け加える。
                  ソフトフォーカスフィルターやクロスフィルターなど。

これらのフィルターを使い、色をコントロールすることができます。
デジタルカメラだと、カメラ側である程度補正ができるようになってしまったので、
使用する機会が少なくなってしまいましたが、フィルム派の方は重要なツールです。


さらに、これらの色をコントロールするためには「カラースター」を知っているべきだと・・・。
カラースターとは、補色の関係を図で表したものです。



補色とは、色相環で対向位置にある色同士のことを指します。
どちらか一方の色を強めたいときは、反対の色を弱めると良いのだそうです。

例えば、赤を強めたいならシアンを弱める・・・といった具合ですね。

ちなみに、
・R(レッド)・G(グリーン)・B(ブルー)=光の三原色(加色法)
・C(シアン)・M(マゼンダ)・Y(イエロー)=色の三原色(減色法)

と言われています。

フィルム撮影の場合は、色補正をフィルターで行っていたので
こうしたカラースターを用いながら色補正を行っていたそうですよ。

フィルムに関わらず、
デジタルカメラでもホワイトバランス補正の出来るカメラでは有効ですし、
写真をプリントするときにもカラースターを知っていると色補正作業が楽になるので、
覚えておくと良いと思います・・・とのことでした。



さてさて、そんなわけで今回もやってまいりました、課題の講評。
今回のテーマは「冬の色」。
冬を色であらわしなさい・・・ということだったのですが、ワタシにとって冬とは、

青 or 無彩色

というイメージだったので、こんな感じで撮影してみまいした↓。

テーマ:「冬の色」

◆課題提出1枚目



水溜りに写りこんだ娘の姿を撮影。
枯木と枯葉が冬っぽいと思ったんですよね。

さらに冬らしさを表現するため、ホワイトバランスを「電球」にしました。
電球にすると日光のもとでは青白く写るので、冬の色を表現できるかな・・・と。

ですが、プリント時の調整で若干シアンを抑えたほうが、より彩度の低い写真になり、
冬らしさがアップしたので、最終的にこの色に決定しました。

先生の講評としては、色にこだわっていて良いとのこと。
ただ、枯葉が娘に近すぎたかな・・・と。
ですが、3枚の中で一番ストーリー性を感じると言われました。


◆課題提出2枚目



これも1枚目と同じですね。
こちらのほうが葉の位置が良いけど、二人写っているのよりも
娘だけのほうが良いかなぁ・・・とのこと。


◆課題提出3枚目



水溜りに飽きて走り去ってしまうの図。
あえて上半身を入れないことで、説明的要素を取り除きました。
こうしたほうがより印象的かなぁ〜・・・と。

先生いわく、波紋もきれいだし、足の形も良いけれど、
それでも3枚の写真の中では説明的要素が多いかなぁ・・・とのことでした。

う〜〜〜ん、写真って難しい!!!
ま、でも・・・「冬の色」を表現できたと思っているので、自分的には満足しています。
さほど悪くも言われなかったし♪


というわけで、7回目の授業はこれにて終了!!

次回の課題は「訪れ」。
先生は「次は簡単だよ〜」って言っていたけど、あまりに抽象的で
逆に難しいと思うのはワタシだけ!?

しかも、今回はまだ課題に取り組んでないし・・・。
あと1週間だよ・・・がんばらねば!!


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コメント

色の三原色とか。補色とか。むかぁ〜し美術の授業でやったような。
とぉ〜い記憶なので定かではありませんが・・(笑)
今回も勉強になりました♪

冬の色。私も無色のイメージがあったのですが、
雪でも太陽の光によって青く影の部分ができたり、
晴れの日なんかは青空が雪の白に映えてキレイだったり。
以外にカラーなんだなぁと写真を撮るようになって気づきました。

今の時期が道路沿いの雪が車などの泥ハネで汚いし緑もないし無色で
写真を撮る被写体が無く困っています。

先日の曇りの日のアドバイスありがとうございます♪参考にさせて頂きます。

◆rumi♪さん
特に補色は勉強になりますよね。
プリントするとき以外にも、色のアクセントをつけたいときにも使えますし♪

>以外にカラーなんだなぁと写真を撮るようになって気づきました。

今回、他の生徒さんの課題を見ていて思いましたが、
ワタシのように寒い色のイメージの方もいれば、温かい色のイメージを持っている方もいらっしゃって、rumi♪さんのおっしゃるとおりカラーでとらえているんですよね。

色々な冬の色を見られてとても面白かったです。

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